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お知らせ「化粧品業界におけるD2Cビジネスの可能性」をテーマに講演を実施2021.10.19
「1人でも多くの女性に正しい綺麗を」をビジョンにスキンケア化粧品の開発とOEM製造を行う、株式会社サティス製薬(代表取締役社長:山崎智士、本社:埼玉県吉川市)は、9月に開催された一般社団法人マーケティング共創協会主催の主幹活動「マーケティング創造研究会」(オンラインセミナー)にて、「化粧品業界におけるD2Cビジネスの可能性」をテーマに講演を行いました。
マーケティング共創協会は、企業のマーケティング活動の発展を目的に、60年以上に渡ってマーケターへ学びの場を提供しています。今回は当社の専門領域である「化粧品×D2C」をテーマにしたセミナーの講師として、代表の山崎が登壇させていただきました。
サティス製薬から見た『化粧品業界におけるD2Cビジネスの可能性』
1.高品質な製品づくりを可能にする、新しいコスト構造
近年話題となっている「D2C(Direct to Consumer)」とは、企業や個人が製品の企画・製造・販売を一貫して行い、代理店や流通、小売店等を介さずにユーザーに直接販売するビジネスモデルを指します。その特徴から、従来は必須であった仲介料をはじめとするコストの圧縮が可能です。ユーザーの肌悩みを解決できる高品質な製品を生み出すためには、マーケティングや流通費などの製品品質に直接影響しないコストを圧縮し、「製品の中身」に適切な投資をすることが求められます。D2Cは、これまで化粧品業界では難しいとされてきたコスト構造の変革を可能にし、原材料費を妥協することなく、高品質な製品をユーザーへ提供できる新しいビジネスモデルです。
2.ブランド事業を成功に導く、ユーザーとの強固な関係性
現在の化粧品業界は、国内の人口が減少傾向にあるにも関わらず市場の商品点数は増加し続ける、いわゆる混沌状態が続いています。そのような競争が激化する市場においては、新規ユーザーを獲得することは容易ではありません。そのため、ブランド事業を継続させるためには、新規ユーザーの獲得とともにユーザーの定着化が求められます。ユーザーとブランドが直接的に密なコミュニケーションを取るD2Cでは、ブランド思想への共感を経てユーザーのファン化を可能にし、また、ブランドはその声を製品づくりに反映させることが可能となります。結果として、強い信頼関係を築くループの構造となり、ユーザー満足度を旧販売方法よりも高めることができるため、永く選ばれるブランド作りをするのに適したビジネスモデルであると言えます。
「D2Cスキンケアブランド」を新規で立ち上げる方へ、重要な3つのポイント
最後に、800以上の通販・D2Cブランドの開発実績を持つサティス製薬の視点から、D2Cでブランドを成功に導くポイントを90分に渡り紹介いたしました。
1)適切な市場選定
飽和を超えた混沌状態にある化粧品産業の中でも、新規ブランドが入る隙のある市場はまだ残されています。その市場選定のポイントをお伝えしました。例えば、セグメントされた市場のトップブランドが、その市場で19%以上のシェアを持っていて、かつ伝統的な卸流通をしている場合はチャンスがあります。このような選定のチェック方法を10項目ほど紹介しました。
2)最高価値の品質設計
通販・D2Cに特化した当社がオリジナルで開発した、市場で『選ばれるため』のブランド設計と製品設計のフレームをお伝えしました。このフレームを用いることで、ターゲットが最高価値であると評価/知覚する製品作りが容易になり、かつブランド事業者の高収益も両立が可能です。
3)市場でNo.1になるまで進化
市場で後発となる新規ブランドがユーザーから支持を得て、その地位を維持し続けるために最も重要なポイントは、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)を止めないことです。商品発売初期で実施するPMFの方法、その後もPMFを継続する理由と方法について概要をお伝えしました。
その他、化粧品開発の具体的な手法、事例を詳しくお話しさせていただきました。
当社代表はじめ多様なプロフェッショナルによる講演やセミナー講師を行なっています。
広報担当までお問い合わせください。
▶広報担当:pr@saticine-md.co.jp
製品開発におけるご相談は、こちらからお問い合わせください。
▶HP:https://www.saticine-md.co.jp/
スキンケアブランドの立ち上げ時に必要な情報を発信している「公式Instagram」も是非ご活用ください。
▶Instagram:https://www.instagram.com/saticine_cosme_oem/
■サティス製薬とは?
-D2Cブランドのスタートアップ支援に特化する化粧品OEM-
「1人でも多くの女性に正しい綺麗を」をビジョンに、天然由来成分を中心とした高性能なスキンケア化粧品の開発・OEM製造を手掛けています。多種多様なブランドとの共創により開発した当社製品を通じて、ユーザー1人ひとりが持つ肌悩みを解消し、理想の肌状態へと導くモノづくりを行っています。
特に、ユーザー満足度を高める製品開発を主軸に、D2Cブランドのスタートアップ支援に特化したサービスを展開しています。支援サービスの中には、製品の有効性評価試験や、ユーザーへの製品配送を請け負う物流サービス、化粧品事業に必要な情報が集約されたシェアオフィスの開放などがあります。いずれも、製品開発・製造以外の周辺サービスを価格を抑えて提供することで、高品質なモノづくりを実現するブランド支援サービスです。当社は今後も、ビジョン実現と顧客貢献度を高めるため、OEMの立場より、D2Cブランドの立ち上げ支援を強化していきます。