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ストレスが肌のハリ低下に関与していることを明らかに2019.02.08

ストレスと皮膚粘弾性との関係を約300人女性実測データで解析

女性約300人のストレスとハリの関係を解析し、過剰なストレスがハリ低下に関与していることを見出しました。ストレスをコントロールすることにより、肌のハリや弾力などのエイジングケアへの対応が期待できます。当社はこの知見を応用し、ストレスによる肌荒れやハリの低下を改善する有効性No.1の処方を開発したことを報告します。

ストレスが肌のハリ低下に関与していることを明らかに

精神的及び身体的ストレスは、肌状態に影響を与えると多くの女性が考えています。しかし、ストレスが肌状態に与える影響について、測定データを用いて検証した研究は、我々が知る限りありません。そこでサティス製薬は、ストレスと肌状態の関係を検討し、ストレスの少ない生活が美容に与える影響について明らかにすることを目指しました。
10~70代の女性約300名を対象に、肌悩みの中で女性が高い関心を払っているハリと、精神的ストレス指標である唾液中のコルチゾールとの関係を解析しました。実際に女性の肌の粘弾性(ハリ)と、ストレス指標であるコルチゾール量を測定し、これらの関係を解析しました。その結果、コルチゾール量の少ない女性では、肌の弾力が統計学的有意に高いことが示されました。つまり、ストレスの少ない女性ほど、肌のハリがあると言えます。
ストレスをコントロールすることで、年齢を重ねた女性の肌を若々しいハリのある肌に育むことが期待できます。

アジャイルプロジェクト第五弾、ストレスによる肌荒れ、ハリの低下を改善する製品を共同開発

今回は当社研究結果から、イライラなどの心理的ストレスが、肌の炎症や菲薄化を引き起こすことに着目。ハリ減少の原因となる炎症を防ぎ、同時にコラーゲンの修復を行うことでハリのある肌状態へと導く処方を開発しました。この製品価値を高めるために、アジャイルプロジェクト*第五弾を、化粧品ブランド「METTLLASSE(メトラッセ)」を手掛ける株式会社ハーベス(代表取締役:前田知憲、本社:埼玉県さいたま市)と開始します。
肌のハリを維持するには「ストレスのない生活も必要である」と考えている女性が、6割以上存在しており、多くの女性がストレスとハリに関連性を感じていると推測されます。そして、当社研究部による研究結果から、肌のハリが低下している女性は、ストレスホルモンとして知られるコルチゾール濃度が高いことが明らかとなりました。
ストレスや疲労を感じた際に肌内で発生する「コルチゾール」が、炎症や真皮・表皮の菲薄化を引き起こし、敏感肌状態をますます悪化させ、ハリのない肌状態になる可能性があると考えられます。肌のハリを保つためには、従来のハリ対策やアンチエイジング対策だけでなく、ストレスケアが必要です。
そこで当社では、ストレスホルモン「コルチゾール」によるダメージを抑止、ハリ減少の原因となる炎症から徹底的に防御し、同時にコラーゲンの修復を行うことで、ハリのある肌状態へ導くことを可能としました。
当社とハーベス社は、アジャイルプロジェクトを通じて、フロント商品として求められる「使用者満足度」を高め、生活者から選ばれ続ける製品へと成長させていきます。
*アジャイルプロジェクト:パートナー企業(化粧品ブランド)と協働し、有効性No.1処方を小ロット・低コストでテスト販売しながら、購入者の声や皮膚データを基に処方改良を行い、製品の「使用者満足度」を高速で高めていく当社独自の新しい製品開発手法

今後の展開

サティス製薬はこれらの研究成果を、新たなエイジングケア化粧品の開発に活用していきます。
また、当社と共にアジャイルプロジェクトを進めてくださるパートナー企業を、メルマガ配信で毎月募集しています。今後もパートナー企業と共同開発を行い、1人でも多くの女性の肌悩みを解決するNo.1の有効性を持つ製品を生み出していきます。