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お知らせ葉っぱも甘い! 皇室御用達 最高級品質の桃を化粧品に
ふるさと元気プロジェクト67種類目の化粧品原料として追加
選びぬかれた甘さとプルプル肌の秘訣は人と土地にあり2011.01.20
福島県桑折町で栽培される皇室献上桃「あかつき」の葉を、コラーゲン保護作用、抗炎症作用の期待できる化粧品原料として開発に成功いたしました。当社の推し進めるふるさと元気プロジェクトの一環として、お知らせいたします。
皇室献上桃あかつき
サティス製薬は、日本各地の素材から化粧品原料を発掘する「ふるさと元気プロジェクト」事業を行う中、「皇室献上桃」である福島県桑折町の桃「あかつき」に辿り着きました。国産桃というと生産量の多い山梨県のものが有名ですが、福島県産、とりわけ伊達地方の桃は上質なものとして広く認知されております。中でも伊達郡桑折町は高品質な桃栽培が盛んであり、平成6年から17年連続で皇室へ献上されています。福島県内でも桑折町の桃は糖度が高く、皇室献上桃の産地として町全体で桃栽培に積極的です。
サティス製薬では、桑折町で桃農家を営む齋藤訓雄さんのもとを訪れ、ここで栽培されている「あかつき」という品種の桃についてお話を伺いました。そこで齋藤さんに勧められるがまま、桃の実だけではなく桃の葉も口にしてみると、ほのかに甘みを感じることができたのです。ここに目をつけ、桑折町で地域貢献のため様々な桃の商品開発を行う藤倉実さんにもお話を伺うと、「桃の葉を新鮮な内に粉末にすることで、有効成分が豊富なエキスができる」とのこと。齋藤さんや藤倉さん、たくさんの桑折町の方々にご協力いただき、サティス製薬は桃の葉から化粧品原料の開発に取り組むこととなりました。
甘さの秘訣と化粧品としての効果効能
桃の葉は漢方薬として使用されており、あせもや湿疹等への薬効から、「夏の土用は桃の葉風呂に入る」という習慣がある程、古くから人々の生活に深く根付いています。このように抗炎症作用が効能としては有名で、化粧品としても、ローションやシャンプー等のアイテムで桃の葉エキスが配合された商品が市場に出ていることから、化粧品原料としては実績のある素材です。
サティス製薬では、桃の葉エキスを化粧品原料として開発するにあたり、様々な試験を行いました。その中のひとつ、「コラーゲン保護作用比較試験」を行った結果、桑折町産の桃の葉エキスは一般的な桃の葉エキスに比べ、約5倍のコラーゲン保護作用があることがわかりました。このように高いコラーゲン保護作用を持つ桑折町産桃の葉エキスは、桑折町特有の土壌に由来するのではないかと考えられております。生産農家の齋藤さんによると、「桃の糖度を決めるのは土」とのことで、伊達地方の中でもこの辺りに広がる粘土質の土が、葉までも糖度の高い桃を作り出しているのです。
また、齋藤さんの桃畑をはじめ、桑折町の多くの桃畑では「減農薬農法」で桃を栽培しています。自然発酵させた植物を農薬として使い、町をあげて桃の栽培に取り組んでいます。
今後の展開
サティス製薬では、高いコラーゲン保護作用、抗炎症作用が期待できる桃の葉エキスから、スキンケア製品・浴用製品等、さまざまな製品への展開を考えております。また、皇室献上桃としてのブランド力や、桑折町の桃農家の方々の背景を付加価値とし「既存の桃の葉成分入り化粧品と差別化を図りたい」等のご要望にお応えすることが可能です。
サティス製薬は、「ふるさと元気プロジェクト」と称しまして、新たな国産素材を原料とした化粧品製品の開発に着手し、今後3年間で化粧品原料となり得る国産素材の100種類開発を目指しております。地域生産者や産地の商工会議所、化粧品販売メーカー、取扱販売店などの様々なパートナーとの協力関係を構築し、素材が生む新しい価値を機能性化粧品として流通させることで、日本全国の「ふるさと」活性化に貢献してまいります。
「ふるさと元気プロジェクト」活動にご賛同頂ける地元の生産物を町おこしに活用されたい行政機関や商工会議所、国産素材の化粧品を販売されたいメーカーや販売店、本プロジェクトをお取上げ頂けるメディアの皆様からのご連絡をお待ちしております。