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お知らせ化粧品OEMメーカー サティス製薬
新工場2011年2月20日着工
完成は2011年9月2011.02.09
埼玉県吉川市に新工場用地を取得(2010年8月発表済み)し、新工場の着工に向けて準備を進めて参りましたが、このたび詳細設計が完了し、本年2月20日より着工することとなりましたのでお知らせいたします。
新工場概要
サティス製薬は、化粧品・医薬部外品OEM事業拡大のため、かねてよりお知らせしておりました新工場を2月20日に着工いたします。新工場建設の主な要因としましては、増加する受注への対応、従業員数の増加です。
新工場は、化粧品GMPに基づいた最新鋭設備で、幅広いロットに対応可能なサティス製薬の旗艦工場となります。これまでよりさらに高い生産性を追求する他、環境にも配慮した設計になっており、人感センサー照明制御設備を採用いたしました。また見学通路を設け、お客様のみならず地域の皆様との交流にも積極的に取り組んで参ります。
以上のような活動から、現在、埼玉県の定める「彩の国工場」(注1)の審査中であり、工場稼働と同時に認定をいただける予定です。尚、竣工は2011年9月、稼働開始は同年12月を予定しております。
(注1)彩の国工場…技術力や環境面で優れている工場を、埼玉県知事が豊かな彩の国づくりの協力者(パートナー) として指定するもの。
新工場に向けての体制づくり
サティス製薬新工場では、これまで培ってきた技術や研究開発力を活かし、高価格帯基礎化粧品に特化した製造・生産ができるよう体制を整えます。生産ラインを最大4ラインに増設し、1000リットルの真空乳化釜装置一式、純水装置、充填機等を新しく導入することで、これまでと同様小ロットから対応させていただくことはもちろん、製品のさらなる短納期化を目指します。
また、12月の稼働開始時点ですぐにこれまでと変わらぬ品質の製品を提供できるよう、1週間程度、製造・生産設備の運用テスト期間を設けます。製造部門では、稼働開始前に乳化釜装置や純水装置等の試運転、スケールアップ(注2)の確認作業を行います。生産部門では、新しく導入予定の充填機の試運転を行い、新しい環境下においてもスムーズな従業員の連携体制の確立を図ります。稼動開始日には万全の状態で製造・生産を行えるように準備を進めてまいります。
(注2)スケールアップ…小型のモデル槽の状態と同じ効果を、実際の生産工程における大型槽で実現するための基準。
中央流通研究所との技術交流
新工場稼働開始後、連結子会社である中央流通研究所の埼玉西事業所を改修し、そこでは低~中価格帯の化粧品製造を行います。その後、中央流通研究所ふじみ野工場に石鹸事業を移行させます。これは製造機械と技術のみの移動であり、現在、中央流通研究所とサティス製薬間で石鹸製造技術の共有を行っております。尚、中央流通研究所では今後、サティス製薬の化粧品・医薬部外品の一部や石鹸事業を担うものの、これまでと同様に包装・加工事業を行ってまいります。
今後のスケジュール
2011年2月20日工場着工
2011年9月30日工場竣工
2011年12月稼働開始
(2011年2月現在)
新工場完成の際には、改めてご報告させていただきます。