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台湾「阿里山」の厳しい自然環境で咲く胡蝶蘭から化粧品原料を開発
肌のハリ・弾力の向上を毎朝感じるエイジングケア化粧品がOEM提供可能に2015.08.28

化粧品の研究開発・製造を行う株式会社サティス製薬(代表取締役:山﨑智士、本社:埼玉県吉川市、以下サティス製薬)は、台湾の阿里山に生育している胡蝶蘭から機能性成分を抽出し、ナチュラルなのに高性能な化粧品原料を開発しました。厳しい生育環境でも長期に花を咲かせる胡蝶蘭の“夜間のダメージ修復機能”を活かし、睡眠の量・質ともに不足しがちな現代女性の「肌のハリ・弾力の低下」に対し、根本から解消するエイジングケア化粧品のOEM提供が可能になりました。

睡眠が不足すると「肌のハリ・弾力が低下」が加速!

サティス製薬で20~50代の女性22人に「睡眠によって変化する肌状態の実感値」をアンケート調査したところ、睡眠不足の翌朝に悪化すると感じる項目で、半数以上が「肌のハリ・弾力の低下」と回答しています。

そもそも「肌のハリ・弾力」が低下してしまうのは、肌の弾力を支えているコラーゲンやエラスチンが、加齢や日中に受けた紫外線などの外的要因によって分解・変性してしまう事が原因です。本来ならば、十分な睡眠を取ることでそれらダメージのほとんどが修復され、ハリ・弾力の深刻な低下を引き起こすには至りません。しかし、睡眠不足によってダメージが朝までに回復されず、日中また新たなダメージを受けると、肌にダメージがどんどん蓄積されてしまい、「ハリ・弾力の深刻な低下」を引き起こしてしまいます。この「ハリ・弾力の深刻な低下」を解消するためには、大胆に生活スタイルを変えて理想的な睡眠を毎日確保するのか、短い睡眠時間でもダメージを回復できるように回復力を効率化するか、の二択になります。

白い花なのに長期に咲き続ける胡蝶蘭のエイジングケア機能を解明

胡蝶蘭は綺麗な白い花を咲かせます。色が白いほど紫外線ダメージを受けやすいと言われているため、白い花を咲かせる胡蝶蘭は紫外線などのダメージを受けやすく、すぐに枯れてしまいます。しかしながら、胡蝶蘭は3~4ヶ月という比較的長い期間、花を咲かせています。なぜ白い花を咲かせているにも拘らず長く咲いていられるのかというと、ダメージの修復機能がとても高いからです。日中のダメージを夜のうちに回復し、朝にはリセットした状態になるのです。そのため、比較的長い期間、花を咲かせることが出来るのです。胡蝶蘭が持つ、優れた“夜間ダメージ修復機能”に着目し、まずどの成分がその機能を担っているのかを解明しました。続いて、その機能成分が最も高濃度に含有する生育地域を探索したところ、台湾嘉義県にある阿里山にたどり着いたのです。

阿里山に咲く胡蝶蘭は1年間も咲き続ける、肌にとって最良品種

台湾嘉義県に阿里山(ありさん)という山があります。ここは熱帯と亜熱帯が混和する特殊な地域で、さらに北回帰線上に位置しており、非常に珍しい気象環境となっています。この珍しい気象環境の結果、阿里山の植物たちに様々な変化を与えていて、例えばヒノキは平均樹齢200年と言われていますが、阿里山のヒノキは2,000年も永らえています。この阿里山で栽培されているのが、「阿里山の胡蝶蘭」なのです。通常の胡蝶蘭は、直射日光を避けて栽培されるが、阿里山の胡蝶蘭は標高約1,800mの強い日光を直接当てて栽培しています。このような厳しい生育環境にも関わらず、1年間も花を咲かせることがあるのです。つまり、何らかの影響を受け、胡蝶蘭が持つ“夜間ダメージ修復機能”が驚異的に高まったのではないかと考えました。

「阿里山の胡蝶蘭エキス」が持つ高いダメージ回復作用で毎夜ハリ・弾力を回復

サティス製薬は、長年にわたり「ハリ・弾力の深刻な低下」を根本から解消する機能性原料の開発に取り組んで参りました。胡蝶蘭が含有するケルセチン、ルチン、フラボノール配糖体などが“夜間のダメージ修復機能”として機能することをヒントに、 肌の夜間修復能を高める研究を行い、連日使用することにより「ハリ・弾力の深刻な低下」を改善する化粧品のOEM提供が可能になりました。なお、皮膚粘弾性の測定だけでなく、機能性成分個別作用についても豊富にエビデンスを保有しております。

今後の展開

サティス製薬は、「阿里山の胡蝶蘭」が秘める皮膚に対する有効性について引き続き新たな発見を目指して研究開発を継続して参ります。また、今回開発した原料の有効性を活かし、睡眠不足による「ハリ・弾力の深刻な低下」という肌悩みにアプローチ可能な化粧品を開発し、OEM提供して参ります。今後も植物の皮膚に対する可能性を追求し、合成物の有効性・機能性を代替する新たな化粧品原料の研究開発を進めることで、化粧品業界にナチュラルで高性能な技術革新もたらすことを目指して参ります。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社サティス製薬 広報宣伝部 高橋夏希
TEL:03-5646-2434 
FAX:03-5646-2435
E-mail:n-takahashi@saticine-md.co.jp