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サティス製薬、台湾に駐在員事務所を設立
台湾企業との技術提携交渉とマーケティング活動の拠点に2013.07.31

「皮膚の理想を形にする」をテーマに化粧品の研究開発を行う株式会社サティス製薬(代表取締役:山﨑智士、本社:埼玉県吉川市、以下サティス製薬)は、2013年7月16日に「台湾駐在員事務所」を設立いたしました。

2011年度の国内化粧品市場規模は前年度比99.3%の2兆2,710億円(矢野経済研究所調べ)となり、2007年以降の5年間は微増微減を繰り返している状況です。国内人口の減少を要因とし、今後も大きな成長は見込みづらい成熟市場であると言えます。一方で、アジアの新興国に目を向けると、年率10%以上で拡大を続ける中国市場をはじめ、ASEAN諸国も化粧品市場が拡大しています。

こうした状況の中、サティス製薬は新たな市場開拓の必要に迫られ、また、国内化粧品メーカーのクライアントから、マーケティング活動支援に対するニーズもあり、海外ネットワーク強化のための戦略・体制の構築が急務となっていました。

サティス製薬は、このような状況を踏まえて台湾に駐在員事務所を設立し、2013年5月24日に調印した台湾工業技術研究院(ITRI)との包括的な技術提携に関する覚書をもとに、ITRIを通じて台湾企業とアライアンス交渉を行なってまいります。具体的には、台湾の化粧品メーカーへ当社の化粧品開発技術や原料開発技術を提供することで、台湾をはじめとするアジア諸国へ製品を供給してまいります。また同時に、供給した製品を通じて各国の販売動向や顧客特性などのマーケティング情報を取得し、アジア諸国向けの製品開発やプロモーションに活用するなど、日本国内のクライアント企業の海外進出をサポートすることも目標としています。