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プレスリリース

サティス製薬、「日本酵母」の化粧品原料化を発表
~埼玉県寄居町の日本名水百選「日本水」から
スキンケア製品素材の開発に成功~

平成22年6月9日
株式会社サティス製薬

化粧品・石鹸の受託製造(OEM)を行う株式会社サティス製薬(本社:埼玉県吉川市、代表者:代表取締役社長 山崎智士、以下サティス製薬)は、埼玉県寄居町郊外に流れる日本名水百選に選定の「日本水」(やまとみず)から単離された「日本酵母」(やまとこうぼ)を使用し、スキンケア商品原料などに利用できる「日本酵母エキス」の開発に成功いたしました。

日本酵母(やまとこうぼ)開発の背景

名水・日本水(やまとみず)から単離された酵母が、「日本酵母」です。埼玉県産業技術総合センターが、清酒開発を目的として自然界から単離した酵母を、分譲いただいたサティス製薬が「日本酵母」と命名しました。「日本酵母」は、酒類やパンの発酵に一般的に用いられるサッカロミセス属に属する微生物(Saccharomyces cerevisiae )です。サティス製薬は化粧品原料として、自然あふれる山里から得られた天然酵母に着目しました。

日本酵母(やまとこうぼ)開発の背景
日本水の特徴

日本水は、埼玉県寄居町の風布川源流、釜伏山北面から湧き出す天然水です。標高580 メートルの釜伏山は、実は蛇紋岩(じゃもんがん)でできています。崩れやすく滑りやすい蛇紋岩は、カンラン岩・輝石などから生じた変成岩である蛇紋石からなる超塩基性の岩石です。水質調査によれば、アルカリ性の日本水には、この蛇紋岩由来のミネラル分が豊富に含まれ、特にマグネシウム含有量は群を抜いていて、その豊富なミネラル分が、かんがいや魚の養殖で天然の栄養分として働き、おいしい農作物や魚を育てています。また、日本水のミネラル分は人間の健康にも効果的であることから、「子授け・不老長寿の霊水」の信仰に結びついたとも言われています。日本水の湧出量は日量約10 ~ 70トンと極めて豊富で、また水源周辺には民家や畑がなく水源は一般の立ち入り禁止のため人為的な汚染が少ないことも特徴です。

日本名水百選とは、環境庁(現環境省)が1985 年に選定した、日本各地の「名水」といわれる100 カ所の湧水・河川(用水)・地下水で、保全状況が良好で地域住民等による保全活動があるものを「名水」としています。埼玉県唯一の名水百選である日本水は、古来地元の人たちによって守られ利用されてきた歴史をもち、近年でも貴重な天然水を求めて訪れる人が絶えません。 

日本水の伝説として、ヤマトタケル本武尊が東征の折、釜伏山に戦勝を祈願し、喉の渇きから剣を百畳敷岩に突き刺したところ、水がたちまち湧き出したとの由来があります。日本武尊がその水の冷たさに一杯しか飲めなかったとの伝説から、「一杯水」の別名もあります。古来涸れたことがなく、水源には今でも「日本水大神」がまつられており、古くから干ばつ時の農民の雨乞いのもらい水に、また「子授け・不老長寿の霊水」として、広くあがめられてきました。 

今では、地元の寄居町風布川・日本水名水保存会により名水周辺の清掃活動が定期的に行われており、良好な水環境が守られ、生活用水やかんがい、蚕の糸引き水や魚の養殖にと利用されています。下流の金尾地区には「金尾の五井戸」とよばれる井戸が湧き、それぞれ「藤」「梅の木」「笹原」「杉の木」「高柿」の草木が植えられ、「藤の井戸」などと名付けられ、親しまれています。

日本水からスキンケア原料開発

サティス製薬では、日本酵母が本来もつ能力を最大限に引き出すために、最も自然に近い条件で「日本酵母」を調整しました。酵母を育てる培養液にも日本水を使用し、さらにストレスがかからないように管理培養して日本酵母を育て、その後抽出・ろ過し、この度「日本酵母エキス」を開発することに成功しました。
「日本酵母エキス」の利用用途は、スキンケア商品全般と、汎用性が高いことが魅力的な特徴の1つです。日本水で培養し、抽出した「日本酵母エキス」は、ビタミンB2、B6、核酸、アミノ酸に加え、ミネラル分を豊富に含み、多彩な効能が期待できます。「日本酵母エキス」は、まさに自然の恵みによって生み出された貴重な天然素材といえます。

今後の展開

サティス製薬では、全国の化粧品原料となり得る国産・自然素材を今後も独自の技術開発力をもって製品化し、様々な化粧品販売会社を通じて安心・安全な化粧品を消費者へ流通させてまいります。

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