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プレスリリース

商工会との提携により、
地域特産品の新たな利用価値を発見しました
~埼玉県秩父産の柿渋で加齢臭を吹き飛ばす~

平成21年7月22日
株式会社サティス製薬

株式会社サティス製薬は、皆野町商工会から提供された秩父産の柿渋について、新たな利用価値を多面的に模索・検証したところ、優れた消臭効果が有される事を発見しました。この消臭効果を活用し、秩父産柿渋を主原料としたデオドラント剤のOEM製品提供を開始します。

株式会社サティス製薬(埼玉県吉川市・代表取締役 山崎智士)は、皆野町商工会から提供された秩父産の柿渋について、生活面での新たな利用価値を多面的に模索・検証したところ、優れた消臭効果が有される事を発見しました。サティス製薬が実施した消臭確認試験によると、あらゆる人が発する一般体臭に加え、中高年特有の体臭いわゆる加齢臭を防ぐ効果も実証されております。この事により秩父産柿渋は、高機能性と高安全性を兼ね副えたデオドラント原料としての新たな利用法が確立され、今後この柿渋を使用したデオドラント製品の開発受託、OEM製造受託の提供を開始します。

1柿渋とは

皆野町商工会の柿渋は未熟な青い渋柿を破砕・圧搾し、その搾汁を自然発酵させることで得られています。
柿渋は古くから渋紙・布・漁網の染料材料や、漆器の下塗り材として、また蛋白質と結合して不溶性の沈殿を形成する性質を利用した清酒の清澄化、収斂作用を利用した化粧品・医薬品にと、様々な分野で私たちの生活に利用されてきました。その他、中風(※)や高血圧の漢方薬として古来より知られており、酒酔い、やけど、しもやけ、蛇毒の中和等にも効果があると言われています。
※中風……脳卒中の発作の後遺症として半身不随等となる状態。

2柿渋の魅力

輸入食品に対する残留農薬や異物の混入、賞味期限の改ざん、不正流通などが表面化し、輸入食材・食品に対する消費者心理は不安の一途を辿っています。また、健康志向の高まりも手伝って、消費者の『安心・安全』に対する関心は、食品の域を超えてオーガニック化粧品、ナチュラル化粧品が増えていることからも、化粧品を含む生活用品へと派生している事が伺えます。
そのような外部環境における皆野町商工会の柿渋は、以下5点の魅力があり、まさに現在消費者の嗜好性に沿った素材であると言えます。
1.安心の天然国産素材
2.古くから生活に利用されてきた実績
3.伝統的な手作り製法
4.科学的に確認された安全性
5.高い消臭効果

3柿渋の消臭効果

体臭、排泄臭、タバコ臭、生ゴミ臭など、ターゲットとなるニオイは多様な成分が混ざった複合臭気ですが、それぞれの悪臭に含まれる主要成分により消臭試験を行いました。 サティス製薬では生活に関係深い悪臭成分を下図(図1)に分類し、柿渋による消臭作用を測定した結果、高い消臭効果が確認されました。 柿渋には、カキタンニンと呼ばれる高分子化した縮合型タンニンが多量に含まれており、この縮合型タンニンのフェノール性水酸基と臭気物質が化学的に反応して消臭効果を発揮するものと考えられ、活性炭などの吸着作用とは異なり、一度消臭すると二度とニオイは出てきません。

悪臭物質の分類と消臭率
<図1.悪臭物質の分類と消臭率>

悪臭物質の分類と消臭率
<図1.悪臭物質の分類と消臭率>

悪臭物質の分類と消臭率
<図1.悪臭物質の分類と消臭率>
4今後の活用

清潔意識の向上や生活様式の変化、住居環境の気密化等により、身の回りのニオイに対する意識と関心が高まっています。これは近年、消臭関連商品が多品目に渡って発売されている現状からも、不快臭を取り除き生活環境を向上させたいという消費者のニーズを伺い知る事が出来ます。 また前述で上げたように消費者の安全性への関心は高く、天然消臭素材である柿渋の需要の高さが読み取れます。
現在、柿渋はサティス製薬で製品化を行い、様々な販売会社にて供給が検討されています。 サティス製薬は、今後も素材開発と製品開発の技術を活かし、地方農水産資源の有効利用に協力、地域振興に役立ちたいと考えます。

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